材料を全てダッチオーブンに突っ込んで炊くだけの「簡単カレーピラフ!?」
ダッチオーブンは、ご飯料理も大得意!
何といっても、厚釜、大火力、上火付きと、グレードの高い炊飯器の機能の謳い文句が、まさにダッチオーブンそのものだからです。
キャンプに行くと、いろいろな料理を作らなくてはなりません。
ですから、本来こうすべきだというきちんとした調理法を無視してでも、手間のかからないレシピが重宝するものです。
今回は、材料を切って全てダッチオーブンに突っ込んで、後は火にかけるだけという、超簡単(手抜き)カレーピラフ!?の作り方です。
ちなみに、このやり方は、私が大学生時代に自炊していたときに、炊飯ジャーでやっていたのもののリバイバルで、 20年の封印を解かれた幻の技です。(ただの手抜き!)
ダッチオーブンで作るのが面倒なときは、炊飯器でお試しください。
ただし、しばらくカレーの香りがとれませんが。
<簡単カレーピラフ!?>
所要時間 約1時間30分
材料費 約1300円
<用意するもの>
ダッチオーブン (大) 1台
薪・木炭 適量(ガスコンロでもできます)
木ベラ
<食材>
米 4合
水 適量
あさり 10~15個
ベーコン 200g
ミックスベジタブル カップ1杯
玉ねぎ(みじん切り) 2個分
きのこ(エリンギ・シメジ) 1パック
ゴボウ 1/2本
バター 40g
カレー粉 適量
コンソメ 大さじ1
ローリエ 2枚
塩・コショウ 適量
<作り方>
米を研いで、水に30分くらい置いておきます。
アウトドア料理で大活躍のベーコン。
いろいろな料理で、旨みを出すために使われます。
ベーコンは、サイコロ状に、玉ねぎは、みじん切りにします。
あさりは、砂出しをしておき、ゴシゴシ殻を洗います。
エリンギは、マツタケのように薄くスライスし、シメジは、根元を切ってほぐし分けます。
ゴボウは、包丁の背で皮を削り取り、薄く斜め切りにします。
ミックスベジタブルとバターを入れます。
水の量を調整します。
水加減は、米の深さと水面から米の上部までの深さが同じになるようにします。
人差し指を米の中に突っ込んで、鍋の底に当たるようにし、米の上面の場所を親指で覚えておきます。
次に、米の上面に人差し指の先を当てて、親指の先の所に水面がくるように水の量を調整します。
野菜からも水分が出ますので、全ての材料を入れてそれらも含めた水面の高さで調整してください。
カレー粉、コンソメ 、ローリエを入れて混ぜます。
最後に塩・コショウで、味を整えて、アサリを上に均等にのせ、ふたをします。
あらかじめ用意しておいた炭火にかけます。
下火を強火にします。剣先スコップ2杯分くらいの炭火の上にダッチオーブンをのせます。
ふたの上にも、剣先スコップ1杯分の炭火をのせます。
しばらくすると、ふたの隙間から湯気とともに良い匂いが出てきます。
湯気の量が減ってきたら、鍋下の炭を半分に減らし、焦げないように注意します。ふたの上の炭は、 自然と火力が落ちてくるのでそのままでいいです。
この料理で一番気を使うのは、この15分間ぐらい。
香ばしいにおいが出てきたら、炭の量を剣先スコップで1/4くらいに減らし、弱火にして15分、その後、完全に火から下ろして、 15分蒸らして完成!
最初は、火加減が分らなく、焦げ付くか、水分が多くてベチョベチョになるかもしれませんが、何度かやって感覚を身に着けてください。
そうすれば、どの炊飯系の料理も上手に作れるようになります。
鍋底のおこげもおいしいですよ!
今回はカレー味でしたが、あっさりしょうゆ味のキノコご飯などもできます。
いろいろお試しください。