ダッチオーブン料理 「鶏の丸焼きに挑戦」 その1
ダッチオーブンを使って、 「鶏の丸焼き」に挑戦です。
私とダッチオーブンとの付き合いは、もう15年以上になります。
銀行に就職し、最初の赴任地が、今私が住んでいる北海道の十勝でした。
20代前半で気力も溢れていまして、この新天地で何か新しいことをやりたいという欲求があり、 偶然見つけた地元のアウトドアショップに通うようになりまして、少しして、 カナディアンカヌーの魅力に取り付かれ、カヌーを購入しました。
それ以来、その店のオーナーと親しくなり、時々、キャンプをしながら泊りがけでカヌーをすることも多くなりました。
そんなときに、知ったのがダッチオーブンです。
こんなものがあったのか!という衝撃と感動を覚えたものです。
今では、ホームセンターでよく見かけますが、15年前は、誰も見たことがないくらいの代物でした。
私が買った当時は、13,000円しました。今では、3,000円くらいで買えたりしますよね。
それからは、キャンプの度に持っていって、みんなを驚かせていました。
さて、ダッチオーブン料理の定番といえば、鶏の丸焼きで、 今まで何度も失敗を重ねながらやってきました。
今回は、お客さんがくるので、真冬の自宅ではありますが、サプライズをプレゼントしたく、挑戦します!
事前に、家の裏手の一部分を除雪し、レンガを隙間をあけて6個ほど並べておきます。
まずは、材料です。
丸鶏 1羽
じゃがいも 7~8個
にんじん 3本
たまねぎ 4~5個
にんにく 30片
セロリ 1本
フレンチドレッシング 1本
塩・コショウ 少々
それぞれ、皮を剥いて、じゃがいものいくつかを半分に切って、切り口を上に向けて、 ダッチオーブンの底に並べます。
その上にセロリの葉を敷き詰めます。
鶏のお腹の空洞に、塩コショウをまぶしてこすりつけ、皮を剥いたにんにくをいっぱいになるまで詰め、竹串などで、ふたをします。
鶏の表面に塩コショウをふって、良く染み込むように揉みます。
それを、先程のセロリの葉の上にのせます。
だんだん、美味しそうになってきました。
さて、写真がないので申し訳ありませんが、丸鶏の周りの隙間を埋めるように、丸まんまのジャガイモを入れていきます。
隙間なく鍋の中がいっぱいになったら、フレンチドレッシングを1本すべて、まんべんなく振りかけます。
残しておいたセロリの葉を鶏の上にかぶせて、ふたをします。
ちなみに鍋の中に隙間を作らないのが、失敗しない秘訣です!
さて、事前にレンガの上で薪をガンガン燃やしておいて、おき火を作っておきます。 住宅密集地であれば、木炭でもかまいません。
おき火の半分くらいを剣先スコップですくって、残ったおき火の上にダッチオーブンをのせます。
剣先スコップのおき火をふたの上にのせて、ダッチオーブン全体をおき火で囲うようにします。
雪の中で、おき火にあたりながら、 ダッチオーブンのフタの隙間からいい匂いがしてくるを嗅ぎながら、ビールを飲むのもおつなものです。
温度差で、真っ白くモヤがかかって見えなくなっていますが・・・。
ただひたすら待つこと40分から1時間。
フタの上の灰やおき火をハケなどできれいに落としてから、食卓へ運びます。
フタを開けると、いい感じで焼きあがっています!!
ダッチオーブンは熱いですから、厚手の雑誌などを敷いた方がいいと思います。 Nissenのカタログさんゴメンネ!
鶏1羽を切り分けて食べるのは、日本ではなかなか味わえないことですので、お客様が着た時には、オススメですよ!
夏場は、外でビールを飲みながら、出来上がりを待つのも楽しいものです。
別の機会に、今度は、ローストポークも作ってみました。
みなさんも、ダッチオーブンを買って、非日常的な料理を満喫されてはいかがですか?