インカルシペ白樺を取材!白樺(シラカバ)樹液の採取方法を伝授!!!
十勝で、もう何年も前からシラカバ樹液を採取して販売されている、大樹町の 「インカルシペ白樺」さんを取材させていただきました。
74歳の米山さんが10年ほど前に偶然所有することとなった立派なシラカバ林は、十勝・ 大樹町の山の麓にあります。
ここで、米山さんは、毎年4月の1ヶ月間、シラカバ樹液を採取し販売しています。
「インカルシペ白樺」さんのHPはこちらhttps://incalshipe.jimdo.com/
そこで、白樺(シラカバ)樹液の採取方法を教えてもらいました。
まず、 シラカバの根元から30~40cmくらいの部分に電動ドリルで直径1.5cm位の穴を開けます。 穴の深さは4cm程度です。
ドリルの木くずを耳かきで取り除きます。
木の穴周辺をアルコールで消毒します。
ホームセンターなどに売られているホースのジョイントパーツを使います。
もちろんこのジョイントも消毒します。
このジョイントを穴に差し込みます。
ですから、穴を開けるドリルの直径は、このジョイントに合わせて選びます。
そして、このジョイントに透明なホースをつなぎます。
そして、それを容器につなぎます。
ここでは、ステンレス製のものを使用していました。
早朝にセットして、翌朝に回収します。
ひとつの穴で、その年の採取を毎日繰り返し行えるようです。
2日もするとすぐに樹液は発酵してきますので、翌日きちんと朝のうちに回収します。
特に樹液が多く採取できるのは1年で1週間程度とのことで、その時期には、 この入れ物にたっぷり採取できることもあるそうです。
樹液がでなくなったら、木の栓をして穴をふさぐと木が傷みません。