白樺(シラカバ)樹液とは
飲んでよし、肌につけてよし。
今、シラカバ樹液が健康飲料や食材、化粧品の素材として注目を集めています。
それは、ミネラルが豊富で、保湿性に優れているためです。
シラカバ樹液は、4月の中旬の数週間しか採取できない貴重な自然の贈り物です。
シラカバが芽吹くために、長い冬の間眠っていた木々たちは、来たるべき春のために大地の水をぐんくんと吸い上げ始めます。
そのシラカバの木を切ることなく、幹に小さな穴をあけその水の一部を分けてもらいます。
幹の穴から静かに落ちてくる雫は、樹液という言葉から連想するイメージとは異なって、
さらさらして透き通っており一見すると水のようですが、飲んでみるとほのかに甘く、
また様々なミネラルも含まれたとても優れた自然の恵みです。
北欧、ロシア、韓国、中国などの諸外国では、古来よりこの樹液を漢方薬や健康飲料として愛飲しています。
また近年ではこの樹液を利用した化粧品やお菓子などの開発も進められています。
幹に穴をあけ樹液を採ってしまったら、
木が枯れてしまうのではないかと思われる方もいらっしやるでしょうが、その心配はまったくありません。
私たちは白樺が大地から吸い上げる水の、ほんの一部をおすそ分けしてもらっているのです。
そして本当に水が必要となる芽吹きの時期になると、 穴から流れ出る樹液はぴたりと止まってしまいます。
したがって私たちが樹液を採れるのはそれまでのわずか数週間に過ぎません。その後、 穴を木の栓でふさいておくと翌年までにはその穴はきれいにふさがってしまうのです。
上の写真には、去年までに空けた穴の後がご覧いただけると思います。
引用:インカルシペ白樺
http://www.netbeet.ne.jp/~sirakaba/jyueki/index.html