超簡単!煉瓦を積上げた超簡単スモーカーで豚バラ肉のスモークに挑戦!
<豚バラ肉のスモーク>
所要時間 約2時間
材料費 約1600円
カメラマンや雑誌の編集者、広告デザイナー、 広告プランナーなどをやっている友人たちが8名くらい集まって我が家の庭でパーティーをやりました。
私のモットーは、「いつも新鮮な驚きを!」なので、毎回ゲストが驚いてくれるようなメニューを考えます。これがとっても楽しいんです。 ゲストも喜んでくれると苦労した甲斐があります。
今回も5種類くらいのメニューを企画しました。
その中のひとつ、「超簡単!煉瓦を積上げた超簡単スモーカーで豚バラ肉のスモークに挑戦!」 をご紹介します。
ダッチオーブンでは鶏の丸焼きをやるので、 豚バラ肉のスモークは、 ダッチオーブンを使わない方法を考えていました。そして、ふと思いついたのが、 いつかは石窯を作ろうと思い家の裏に積んである大量の煉瓦。 この煉瓦を積上げて簡単にスモーカーを作ることを思いつきました。
半分に割れた煉瓦があったのでそれも有効に活用し、上の写真のように煉瓦を積上げていきます。
使用した煉瓦の個数は34個です。
ちなみに、この場所は芝生ではなく、ただの雑草地です。
一段目の正面と背面には空気の入り口を開けるようにします。
焼肉用の小さめの網を3段目の上に挟み込み、手前の4段目の煉瓦がのるようにして支えます。
こんな風に5段に積上げます。天井は、コンパネの切れ端でフタをすることにしました。
コンパネの上には煉瓦を重石にします。
これで準備完了!
長時間かかるスモークには、備長炭がオススメです。
火持ちがいいので、4時間ぐらい火力が持続します。
但し、火がつきづらいので、はじめに普通の木炭に火をつけてからその木炭の中に備長炭を入れて着火させます。
2kgの備長炭を使いました。
完全に備長炭に火がついたら、 スモーカーの中に火床を底上げするために煉瓦を1個タテに入れます。
その上に、備長炭を入れていきます。
上から見るとこんな感じです。
さて、豚バラ肉に、クレイジーソルトをたっぷりかけてすり込みます。
脂で流れてしまうので多めにかけます。
脂身を上にして網の上に置きます。脂身を下にするとあっという間に火災炎上しますのでご注意を!
ピンボケでごめんなさい。
ちょっと狭いけれど、豚バラ肉のブロックが2個入りました。
この後、すぐにコンパネでフタをして、豚バラ肉を炭火で焼きます。
大体10~15分くらいでしょうか?
時々フタをあけて、焦げていないか確認して、全体に熱が通った感じになったら、 スモークに入ります。
スモークチップは、「ナラ」が合うようです。
金属の皿にこれくらいのチップを入れます。
火床をかさ上げしていた煉瓦を抜き取り、 備長炭の上にスモークチップの入った皿をのせます。
こんな感じに、ただのせます。
スモークの煙が漏れないように、火口を煉瓦でふさぎます。
多少空気が入るように隙間を空けてくださいね。
ここから、1時間半くらいスモークします。
すごい煙です!
途中、ちょっと見てみました。結構いい感じに色付いてきました。
煙が少なくなってきたらスモークチップが燃え尽きて炭になった証拠ですので、 豚バラ肉のスモーク具合を見ながら、チップを交換します。
みんな、出来上がりを楽しみにしながら、待っています。
ちなみに、スモーカーの左隣では、 ダッチオーブンで鶏の丸焼きをやっています。
完成です!
いい感じに仕上がりました!うまそうです。
みんなからも歓声が上がっています。
出来たてをナイフでスライスして食べましたが、めちゃくちゃうまかったです。
これは本当に簡単ですし、ホームパーティーの演出にも最高です。
しかも、後片付けが簡単です。網だけ洗えばいいのですから。
ステンレス製のスモーカーも持っていますが、後片付けが面倒なので、これからは、 この方法でスモークをやっていこうと思います。
焼き網のサイズを変えれば、もう少し大きなスモーカーも作れますし、背を高くして、 焼き網を何段か入れることも出来ると思います。
応用はあなた次第!