ダッチオーブン取り扱い注意点
代表的な鋳鉄製のダッチオーブンを使用する上で、よく知っておかなくてはならない点をまとめました。
1. 料理を入れっぱなしにしない
鋳鉄製の特長として、錆びやすいことと、鉄分のために料理が真っ黒になってしまいます。
調理が終わったら、残り物は移し変え早めに手入れをしましょう。
また、キャンプの時など、翌朝手入れをしようと、テントの外に一晩置いておくと、雨や夜露で、錆びてしまいます。
2. 熱いうちに急に水をかけない
鋳鉄製のダッチオーブンは、熱いうちに水をかけると割れる場合があるので注意しましょう。
3. 落とさない
鋳鉄は、とても硬い分、衝撃に弱く割れやすいので、ダッチオーブンを落とさないようにしましょう。
4. 洗剤は使わない
折角の油の皮膜がとれてしまい、くっつきやすくなりますし、錆びやすくなります。
洗うときは、油の皮膜をはがさないようにするために、金タワシではなく、亀の子タワシを使いお湯で洗うようにしましょう。
5. きれいになったら火にかけ乾かし油をひく
お湯と亀の子タワシできれいになったら、火にかけて完全に乾かし、全体に薄く油をぬって、元箱かキャリングケースに入れて、 湿気の少ない風通しの良いところで保管する。
6. 鍋本体とふたを密閉した状態で保管しない
鍋にふたを閉じて、密閉した状態で保管するのはやめましょう。内部の油が腐敗したり、カビが発生する恐れがあります。
元箱に入れて保管するか、鍋とふたの間にダンボールの切れ端や割り箸をはさんで、隙間を作るようにしましょう。
ちなみに、頻繁に使うことがダッチオーブンの状態を保つ最高の秘訣です。