即席石窯製作マニュアル

プレゼントに悩んだら、ダッチオーブンはいかが?

奥様からご主人へのプレゼントにダッチオーブンはいかがでしょう?
レシピ本とセットで渡すとGood!

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ダッチオーブンの歴史

ダッチオーブンの歴史

大草原の小さな家

ダッチオーブンは、アメリカの西部開拓時代に開拓者の生活に欠かせないものとして、 その使い勝手に応じて改良され完成した調理器具です。
「大草原の小さな家」などのTV番組や西部劇などの食事シーンでよく登場していたのをご存知だったでしょうか?

ヨーロッパ各国の移民者がアメリカにやってきた当時は、オランダの勢力が強く、その影響で、多くのオランダ人が住んでいました。

オランダの商人たちは、ヨーロッパの暖炉で使われていた鋳鉄製の鍋をはじめとする鋳鉄製品を積極的に販売していました。その当時は、 調理用のストーブは高級品。多くの家庭では、暖炉やかまどで調理してしていたので、 暖炉にそのまま放り込むことができる丈夫な鋳鉄製の鍋がピッタリだったのでしょう。

そんな中、新天地を目指し、西へ西へと向かう開拓者たちが選んだ調理器具が、オランダ人たちが売っていた鋳鉄製の鍋でした。 これ一台で、煮る、焼く、炒める、揚げる、蒸す、燻すなどをこなし、耐久性も高いこの鉄鍋は、開拓者にとっては欠かせないものとなっていき、 オランダ人のオーブンとして定着していったそうです。

オランダ人のオーブンから「ダッチオーブン」と呼ばれるようになったのですが、最初は、 ふたに縁もなく、底に足のないものでした。しかし、荒野での調理の必要性が、 ダッチオーブンをより機能的な形へと進化させ、縁や足がつきました。

こうして、アメリカの開拓時代に試行錯誤の末に改良されて完成したダッチオーブンは、 現在でもアメリカ人の一部の愛好者に受け継がれ、それが、日本のアウトドアブームとともにやってきました。

JDOS

その後、ダッチオーブンの素晴らしい魅力にとりつかれた人がどんどん増えて、1996年に、 JDOS(ジャパン・ダッチ・オーヴン・ソサイエティ)が発足し、さまざまな活動を展開しています。

 

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